聖地探訪
2008年8月19日更新
連れ合いと初めてCUE DREAM JAM-BOREE 2008 に参加しました。
その翌日、レンタカーを借りて、札幌市内を廻る旅に出ました。
目的はもちろん、聖地探訪。
主に『水曜どうでしょう』と『ドラバラ鈴井の巣』のロケ地を廻る旅です。
まずは、羊が丘展望台。
「えっ『水曜どうでしょう』にも『ドラバラ鈴井の巣』にも出て来ないじゃないか!」
その通り、せっかくの札幌なので、まずはご挨拶。
強いて言うなら、鈴井貴之
責任編集
雑誌『大泉洋』に大泉さんが、クラーク博士の像と写真に収まっていますね。
クラーク博士の碑の横に札幌雪まつり博物館なる小さな建物がありました。
入って見ると、今年のSTVの雪像『あっマンモスだ!〜チビナックスの北極探検隊〜』の模型がありました。
非常に良く出来た模型で、思わず資料用写真としてカメラに納めました。
他にも自衛隊が毎年製作していると言う世界の著名な建物の雪像の模型があり、この模型にも目を奪われました。
このコレクションだけでも見る価値ありました。
『あっマンモスだ!〜チビナックスの北極探検隊〜』の模型
次に向かったのは『どうバカ』の聖地。HTBです。
羊が丘展望台から一路、平岸へ。
坂を登って行くと、屋上に黄色いモニュメントがチラリと見えました。
「あっ『Onちゃん』!」
HTBは簡単に見つかりました。
しかし、局の周りをぐるぐる回ったものの駐車場が判らず、いけない事とは思いながら、公園脇の行き止まりの道路に車を停めました。
(後で解ったのですが、局の脇の駐車場の中に来客用駐車場がありました。)
さて、高ぶる気持ちを抑えながら、まずは聖地中の聖地、平岸高台公園へ。
映像で感じている広さ、大きさを想像して行くと、あまりの狭さにビックリします。
TVだと200m四方はありそうな広大な公園にみえますが、実際は100m四方もありません。
更に、想像以上に厳しい坂。
『水曜どうでしょう』の枠の撮影には超広角レンズを使っていたと言いますが、むしろ、魚眼レンズの世界です。
多分、魚眼のコンバーターレンズを使っていたのだと思いますが、35mm版カメラ用の16mm対角魚眼レンズでほぼ同じ絵を撮る事が出来ました。
『原付ベトナム縦断1800km』の後枠で障子を蹴飛ばして登場したミスター演じるカブちゃんが、避けきれず、大泉さんとカメラに激突してしまいます。
魚眼レンズを使って検証したところ、カメラから大泉さんまでの距離はせいぜい30〜40cm!。
カメラから、障子とカブちゃんでは3m程度しか離れていなかった筈です。
これじゃ、ぶつからない訳がない!
『Onちゃんカレンダーを作ろう』でミスターさんがヤスケン鬼にソリで滑り落とされた場所も探して見ました。
映像では雪が積もっていたので、少し違うかも知れませんが、ミスターさんが回転しながら起き上がった木は滑り落とされた場所からは20m程の場所でした。
TVだと随分長い距離を滑っている様に見えますが・・・
平岸高台公園 三景 (どれも『水曜どうでしょう』で使われたアングルです)魚眼レンズ使用
次はHTB周辺。
まずは駐車場です。ここは『原付東日本』のゴールとなった場所です。
『原付ベトナム縦断1800km』の企画発表もされました。
局の裏に回ると通用門があります。
入り口は少し坂になっていて右手にプレハブが建っています。
こここそ『水曜どうでしょう』の聖地中の聖地です。
『シェフ大泉』、『30時間テレビの舞台裏』などの舞台となり、また『粗大ゴミで家を作ろう』、『対決列島』、『激闘!西表島』、『ヨーロッパ』など数々の企画発表の場となった場所です。
HTB局内も見たかったのですが、さすがに開場前だったのであきらめました。
HTB通用門 三景 (どれも『水曜どうでしょう』に出てきた場所です)
次は気分転換に小樽観光と洒落込みました。
小樽と言えば寿司が有名です。当然、寿司を食べ様と思っていました。
しかし、そこはCDJに行く程のバカですからそう簡単には行きません。
『おにぎりあたためますか』に登場した小樽市銭函の『あおぞら銭函3丁目店』に行きました。
ここは巨大なギョーザが有名な店です。
『おにぎりあたためますか』では札幌市手稲出身の佐藤重幸さん(現:戸次重幸)が、「手稲だ。俺の地元だ。」と暑く(熱く?)語りますが、そこは小樽市なのでした。
(やっぱり残念!)
確かに手稲からだと銭函は近かったですが・・・
結局、小樽では急に体調が悪くなってしまい、ろくに観光出来ず、一旦札幌に戻りました。
札幌に帰って、気分一新、ここからは『ホワイトストーンズ』(以下、WSと略します。)の舞台を訪ねて札幌市白石区に向かいました。
ホテルのある真駒内からカーナビの指示に従うと、南平岸駅が見えてきました。
これって、まさに『原付東日本』のゴール寸前の風景です。
偶然でしょうが、粋な計らいのカーナビに感謝。
さて、『WS』のロケ地巡り、まずは大谷地神社を目指します。
大谷地神社は劇中、白龍神社として、ホワイトストーンズと悪の秘密結社の首領との決戦の舞台となります。
その途中で『南郷13丁目』と言う地下鉄の駅を見つけました。
あれってオープニングに出てくる駅では、
慌ててとって返して連れ合いが写真をパチリ。
あんまり良い写真とは言えないかも知れませんが、小虎の彼女が満足ならば、まあ良いでしょう。
左 南平岸駅、 右 南郷13丁目駅
さて、大谷地神社です。
またしても駐車場探しに四苦八苦しました。
神社の脇を右に折れると『北星学園大学』です。
確か『水曜どうでしょう』の『ヨーロッパ21ヶ国完全制覇』の前枠、後枠でトークショーに訪れていました。
なんとか車を駐車場に停め、大谷地神社へ向かいました。
すぐ近くを高速道路が走っているにもかかわらず、境内は森閑としています。
『WS』は制作毎に季節が異なり、同じ大谷地神社で撮影したのかと見まがう程に印象が異なるのですが、今は夏。『WS2』の悪の首領との決戦の舞台そのものでした。
音尾琢真演じる川北博士が狛犬スタンバイした狛犬の前で記念撮影。
「我ながらバカだ〜〜!」
大谷地神社 左より 拝殿、参道、狛犬
次に向かったのは、厚別川河川敷。
『WS1』ではエンディングに登場し、『WS3』では川北博士が変身したポプラーマンが活躍します。
ここでも夏、冬の違いを実感。
木が生い茂っていておよそ同じ場所とは思えませんでした。
厚別側の織り姫像前に四駆を停めたおっさん等の車から流れるレゲエがやたらウルサかった。近所迷惑じゃないのかな?
厚別川河川敷 左より おりひめ像、ひこぼし像、『ホワイトストーンズ3』対決の場
次、JR白石駅。
『WS1』でオープニングに使われていたと女房に言われましたが、ピンと来ませんでしたが、帰ってDVDを見て納得。
『WS2』では建設中だったコンベンションセンターを眺めながら、ダイエー東札幌店に向かいました。
ちょっと買い物をしたのですが、意外に古いのにびっくりしました。
左より 白石駅の陸橋、コンベンションセンター、ダイエー東札幌店
ダイエー東札幌店から、菊水円形歩道橋までは数百mなのですが近くに駐車場が無いかなと軽い気持ちで出発。
南郷通りを菊水円形歩道橋に向かうものの、駐っ、駐車場が無い!
円形歩道橋をくぐって水穂大橋まで往くものの、駐車場がありません。
取りあえず、水穂大橋の写真を撮って、Uターン。
考えた挙げ句、円形歩道橋横のパチンコ屋の駐車場に車を停めて探索しました。
この歩道橋、素晴らしいデザインですが、実用性には少々疑問符が着きます。
ちゃんと目印を決めていないと迷いそうになるのです。
最も6叉路という複雑な交差点なので行く方向を間違えると無理からぬ話しかも知れませんが。
登り降りの階段がループタイプなので余計に錯覚しそうになります。
ちなみに『山田家の人々』の結婚式場がすぐ横にあります。
(随分近場でロケしているもんです。)
ちょうど、その結婚式場から登った場所が、謎の男、大門役の大泉洋のバカ笑いにつられて北郷役の戸次重幸が笑い崩れた場所です。
左より 菊水円形歩道橋、水穂大橋、『山田家の人々』の結婚式場
続いて向かったのは白石サイクリングロードの環状夢の橋。
地下鉄白石駅近くの駐車場に車を停めて歩きます。
この橋、環状道路側から見るとただアーチの付いた歩道橋みたく見えますが、渡って見るとクロスしたアーチが実に格好良い橋です。
『WS2』のオープニングやエンディング、対決シーンを始め、『WS』シリーズにしばしば登場するのも理解出来ます。
この橋の一端に白樺の並木道があります。『WS2』でホワイチャリーが駆け抜けた並木道です。
『WS』のロケ地巡りですっかり日が陰って来ました。
左より 環状夢の橋(二景)、白石サイクリングロード
最後に札幌を代表する観光地を訪れてこの旅を締めくくる事にしました。
よくガッカリポイントと言われる札幌時計台です。
『水曜どうでしょう』の『日本全国絵はがきの旅2』で潮来でミスターが引いた絵はがきがここでした。
周りがビルに囲まれているせいで小じんまりと見えますが、なかなかどうして立派な建物です。
絵はがきの写真は雪の風景だったので、同じアングルを探すのに苦労しました。
すっかり疲れましたが、女房ともども満足して、レンタカーを返しに、豊平川沿いを走ると、映画『マンホール』に出てきた橋が見えました。
左より 札幌時計台、映画『マンホール』に出てきた幌平橋
前日はCDJ。
この日は『水曜どうでしょう』、『ホワイトストーンズ』のロケ地巡り。
どうバカ、CUEバカコンビもさすがにお腹いっぱい。
そういえば、
「お腹空いたね。」
夕食はサッポロビール園でジンギスカン。
え!? 何々
『WS』ならアサヒビール園でジンギスカンじゃないのかって?
う〜〜〜〜〜〜〜ん。そうなんだよなあ。
そうしたかったけど、その昔、サッポロビール園とアサヒビール園の両方に連夜連れられて行ったのですが、不味かったんだもの!
アサヒビール園!
(ごめんなさい!次の機会には必ず行きます。)